
2026年1月13日(火)、土浦市役所の研修室にて、産学官連携の「土浦ゼロカーボン事業構想プロジェクト研究会」の第15回目が開催されました。
本研究会は2025年6月〜スタートしており、応募人数26名の中から審査によって10名が選ばれ、業種、企業規模、土浦にゆかりのある人から全くない人までとてもユニークなメンバーがそれぞれの企業資源を活かして、独自性のある事業構想を構築しています。
費用は全て田中鉄工株式会社の寄付によって賄われています。(ありがたき環境です)
今回のテーマは、事業を形にする上で避けては通れない「ファイナンス」。事業構想大学院大学の客員教授、結城先生による熱のこもった講義でした。

【経営者として改めて向き合う「バランスシート」】
私自身、会社を経営しておりますが、日々の経理については担当者にお任せしていることもあり、ファイナンスを体系的に学ぶ機会はこれまで多くありませんでした。
今回の講義では、特に以下の2点について深く掘り下げていただきました。
・バランスシート(B/S)の見方・考え方
・事業構想計画における収支計画の立て方
「今、会社にいくらお金があるか」という点だけでなく、資産をどう活用し、どのような負債や資本で支えられているのか。B/Sを読み解く力は、ゼロカーボンという長期的なプロジェクトを動かす上での「羅針盤」になると痛感しました。
【資金調達の「本質」を問う】
講義の中で特に印象に残ったのが、「株式発行による資金調達」と「銀行融資」の違いについての議論です。
正直なところ、非上場企業を経営していると、株式の発行やその売買について深く考える機会は少ないものです。しかし、結城先生からの問いかけに対し、改めてその違いを整理したことで、事業を「誰の資金で、どのような責任を持って進めるのか」という本質を突きつけられた気がしました。
「これは公共や政治経済の授業で、学生たちにもシェアしたい!」
そう思えるほど、社会の仕組みを理解する上で重要かつエキサイティングな内容でした。

【ゼロカーボンを「理想」で終わらせないために】
「環境に良いこと」をボランティアで終わらせず、しっかりと収支計画を立て、適切な資金調達を行い、利益を再投資していく。このファイナンスのサイクルこそが、持続可能な街づくりのエンジンになります。
数字に強い経営感覚を持ってこそ、本当の意味での「土浦の未来」に貢献できる。 今回の学びで、構想している事業プランの解像度がぐっと上がった気がします。
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